FU-CHING-GIDO

TUBA DRUMS GYPSY ROCK

TUBA DRUMS GYPSY ROCK

高橋克典さん

ギドさんが出演する渋谷のBunkamuraの舞台「24番地の桜の園」で主演する俳優の高橋克典さんがオフィシャルブログにFU-CHING-GIDOのアルバム「Earthlings」について書いてくれました!

高橋さんよりお褒めをいただいて光栄です。

非常にありがたいです!✨✨

Thank you!!

グログをご覧ください

⇩⇩⇩⇩

https://ameblo.jp/takahashi-katsunori/entry-12322842457.html

新アルバム&新グッズのご購入方法をまとめました!

FU-CHING-GIDOの新アルバム『Earthlings』のCDリリース&グッズを手に入れたいお客様への購入方法のご案内です。

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音楽ライター内本順一さんによる、Earthlings ライナーノーツとインタビュー Part2

お待たせしました!
FU-CHING-GIDO NEW ALBUM「Earthlings 」をいち早く手に入れた皆様。
もう聴いていただけましたか?
音楽ライター内本さんによるライナーノーツ後半公開いたします。

 

 ニューアルバム『Earthlings 地球人』についてのことを書こう。2015年4月に発表された初アルバム『FU-CHING-GIDO』から2年ちょっとぶりの2ndアルバム。「名刺代わりとして、けっこう急いで録った」という1stアルバムと違い、時間をかけて丁寧に(それでいて初期衝動も失うことなく)作られた盤だ。

「まず、ギデオンさんがふーちんギドの音に合ったいいスタジオを探すことから始めてくれて。そこでしっかりマイクのセッティングをして、前作みたいにライブっぽく録るのではなく、CDということをかなり意識して作ったんです」(ふーちん)

「前のアルバムは、ライブと同じようにマイクを立てて、“せーの”で録った。もちろんそれはそれのよさがあったけど、今回は別々の部屋でちゃんとセパレートして録ったから、ミキシングの段階でそれぞれの音の質を変えたりとか、そういう遊びもできた」(ギデオン)
 因みにプロデュースのみならず、ミックスもギデオンさんが担当した。
「ミックスにはすごく時間をかけました。300時間くらい。もっとかな?。ミックスしながらもいろんなイメージが浮かんで、それを取り入れて。だから前作とは作り方が全然違う」(ギデオン)

 ジャケットのアートワークも自分たちで手掛けている。こけしのようでいて、どこか国籍不明感のあるそれは、ギデオンさんがオークションサイトでたまたま見つけて買い、10いくつあったなかから表情の気に入ったこのふたつを選んで撮った。カバー・デザインはギデオンさん。ロゴはふーちんの手によるものだ。

「曲もカバーも“かわいい・こわい・ちょっとヘン”っていうふうにしようと話してて、ギデオンさんがそのイメージに合ったこれを見つけてくれた。どこの民族なのかもよくわからないし、性別もどっちかわからないのがいいなと。これはアルバム全体のテーマにも繋がってくるんですけど、国とか性別とか関係なく、“私たちは同じ地球人です”みたいな感じを表したかったので、ピッタリでしたね、そのイメージに」(ふーちん)

 アルバム・タイトルはそのテーマをズバっと言い表した『Earthlings 地球人』で、それは3曲目「Universal Earthlings」の表現イメージをより端的に伝えてもいる。

「うん。それは去年、ジンタらムータでドイツに行ったり、ふーちんギドで韓国やモンゴルに行ったりして、そこで演奏したり、いろんな人と出会ったなかで、改めて思ったことで。ナニ人とか関係なく、人間はみんな同じ地球に生きてるんだなって。そうやって旅をするなかで受けたインスピレーションが、いろんな形でこの作品に入ってる」(ふーちん)

 旅から受けたインスピレーションやいろんな思いが楽曲に反映されたこのアルバムはまた、通して聴くことで世界を旅している感覚が得られもする。あっちの国のリズムとそっちの国っぽいメロディが合わさり、1曲のなかで実際は遠く離れた国から国へと一瞬で飛んだり、また戻ったり。

「1枚のなかに世界のいろんな国の音楽が見つけられると思う。僕は(異なる要素を)ミックスすることが大好き。僕が作った曲も、ふーちんが作った曲も、ふたりの好きなメロディ、好きなリズム、好きなハーモニーがいろんなふうにミックスされているから、聴いた人はいろんな景色を浮かべることができるんじゃないかな」(ギデオン)

 オープナーはギデオンさん作曲による「Young And Finnish」。Finnishはフィランド人のことだ。「フィンランド人の友達がいるんだけど、とてもパワフルで。これはフィランドの若者たちが笑ったり叫んだりするところをイメージしながら作った」とギデオンさん。曲のなかで元気な若者が冒険しているような、そんなイメージがある。イントロに使われている遠くから聴こえてくるような歌は、100年くらい前のフィンランドの曲なのだそうな。

 2曲目「Mebuki」はふーちんが作曲。ふーちんらしいおおらかさが曲に表れている。「前にセネガルの曲をカヴァーしたことがあって、初めはそのリズムにうまく対応できなかったけど、ギデオンさんに教えてもらってなんとなくできるようになったんですね。それがすごい楽しくて、“こういう曲を作りたい”って前から思っていたんです。で、それはそれとして、私、冬に田舎に帰ったんですよ。山形なんですけど、雪下ろしを手伝いに帰って。そのときにお婆ちゃんが、“芽吹きが待ち遠しい。雪が解けて新芽が出てきたときが1年のなかで一番嬉しい”と何度も言ってて。その言葉が頭に残ってて、その芽吹いて嬉しくなる気持ちとセネガルのリズムがあるとき頭の中で結びついたんです。これはそこからできた曲」と、ふーちん。鍵盤ハーモニカとチューバの音の調和が確かに春の訪れを感じさせる。

 3曲目「Universal Earthlings」は先にも述べた通り、アルバム・タイトルと結びついた曲。途中で突然、嵐が巻き起こるかの如きヘヴィな展開になるところに驚かされる。「あそこはアメリカのオルタナティブロック的だけど、メロディにはアラブの要素もある。あと前半のテンポはちょっとヒップホップっぽい。いろんなものをミックスしている」(ギデオン)

 4曲目「Kaze No Kaori」は、これも「Mebuki」に続いて、ふーちんらしいなと思えるものだ。ギデオンさんの曲にどこかヒリヒリする感覚があるとするなら、ふーちんの曲は性格からくる穏やかさが出ているのだ。「去年モンゴルに行ったとき、“こっちで吹いてる風には独特の香りがあるな”って思って。ハーブかなんかなのかな。いい香りのする風なんです。それがその土地っぽくていいなぁって思って、そこからこの曲ができました」(ふーちん)

 5曲目の「Chili Klaus」はギデオンさんの作ったデモを聴き、ふーちんがそのアレンジをしながら続きのメロディを加えて完成させたものだ。「お手紙をやりとりするみたいにデータをやりとりして作った。ああいう作り方は初めてだったけど、面白かったね」と、ふーちん。「最初のメロディはちょっとイギリスのトラディショナルな音楽を含ませて作った。Chili Klaus?  それは唐辛子が大好きなデンマーク人の名前なんです」と、ギデオンさん。説明を加えると、唐辛子愛好家であるデンマーク人のチリ・クラウスは、「唐辛子はさまざまな料理に合うことから音楽にも合うかもしれない」という突飛な発想のもと、デンマーク室内管弦楽団に参加して演奏の途中でミュージシャンたちに唐辛子を食べさせ、そのあと演奏がどう変わるかを動画に撮ってアップ。ネットで話題になった人物だ。北欧独特の空気感があるダークなメロディも印象に残るが、後半でカオティックな展開になるあたり、まさに唐辛子を食べてカラダが熱くなりながら演奏しているように思えなくもない。

 6曲目「Odko & Ochoo」はギデオンさんが作曲。昨年モンゴルに公演しに行った際、出会って親しくなったのがOdkoさん(モンゴルの音楽テレビ番組のプレゼンターだとか)で、OchooはOdkoさんの息子(赤ちゃん)だそうな。「Odkoさんは呑気な人でね。曲のAセクションはその呑気なOdkoさんのイメージ。Bセクションは静かに寝ているOchooくんのイメージ。ふたりのそのイメージは僕のなかでモンゴル自体のイメージにも通じているんです。どこか郷愁もあるんですよね」(ギデオン)

 7曲目「She’s So Heavy」は説明するまでもないがビートルズのカヴァーだ。「ビートルズはもちろん大好き。この曲は初めて聴いたときから“うわー、ロックだなぁ”って思って。“She’s So Heavy”というタイトルのついた曲を、ふーちんがヘヴィに演奏するっていうのもいいでしょ?!(笑)」とギデオンさん。「この曲は尺も決めずにセッションで2テイク録って、ひとつは楽しくなりすぎて長くなってしまったので、短いほうにしました」と、ふーちん。世界の誰もが知っているこのようなロック曲のカヴァーは、ふたりの個性を手早く伝える上でも役立つことだろう。

 そして最後の「Water Shed」はギデオンさん作の短い曲。「可愛らしい感じもあるけど、同時にちょっと自分のなかの暗い気持ちも混ざってる。一言じゃ表せない不思議な感情が曲になってるんです」とギデオンさん。因みに、ふーちんがここで吹いているのは、小学生用の小さな鍵盤ハーモニカだそうな。

 どこの国の人でも、大人でも子供でも楽しめる音楽。そういうものでありたいとふたりは言っていたが、まさしくそんな8曲が並んだ2ndアルバム『Earthlings 地球人』。世界のあちこちの老若男女……だけでなく、これを聴いたら動物たちまでもが踊り出しそうだ。

                                    (内本順一)

内本順一
エンタメ情報誌の編集者を経て、90年代半ばに音楽ライター・デビュー。一般誌や音楽ウェブサイトでレビュー、コラム、インタビュー記事を担当し、シンガー・ソングライター系を中心にライナーノーツも多数執筆(プリンス、ホセ・ジェイムズ、ノラ・ジョーンズ、アウスゲイル、プリシラ・アーンほか)。ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」で連日のように音楽生活をレポート中。

内本順一さんブログ
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音楽ライター内本順一さんによる、Earthlings ライナーノーツとインタビュー Part1

音楽ライター内本順一さんが「ふーちんギド」について、ライナーノーツを書いてくださりました!!
実際にお会いし、ふーちんギドについてたっぷりと語り合いました。とても素敵な内容となっております。
今回とNEW ALBUMリリース後、2回に分けて発表いたしたします。
是非是非!ご覧ください。

 

ふーちんギドは、“ドラムを叩きながら鍵盤ハーモニカを演奏する”ふーちんと、“チューバを吹きながら足でキーボードを鳴らす”ギデオン・ジュークスによるデュオ。手と足と口。ふたりとも、使えるところは全部使って演奏する。そのうち頭やら鼻やらも使って音を鳴らし始めるんじゃないだろうか?!

国籍も性別も異なり、歳も離れているふたりが、レコーディングやライブ・セッションの場で会って意気投合したのは2013年のこと。初めはチャラン・ポ・ランタンのアルバム『ふたえの螺旋』に収録された「サーカス・サーカス」のレコーディング現場だった。

「僕は別の部屋にいて、ヘッドホンでドラムの音を聴いていたんです。そしたらそのドラムが凄くて。“これ、誰?  すごくいい感じ!”って思ってのぞいたら、それがふーちんだった」とギデオンさん。一方、ふーちんは、「自分の思い描いている曲のイメージにピッタリくるチューバの音で、“ああ、このチューバの人は歌心があるんだな”って思ったんです。しかも2テイク録ったらもう完璧で。“この人、仕事、早い!”っていうのが最初の印象でした」と振り返る。

また同年6月に吉祥寺STAR PINE’S CAFÉで行われた<ジンタらムータSpecial みわぞう祭りvol.2>でもふたりは一緒になったのだが、そこで「いいなぁ、ギデオンさん」と思っていたふーちんに「ふたりでなんか一緒にやったらええやん」と勧めたのが、チャラン・ポ・ランタンのマネージャー、ねこ太氏。それから改めて連絡を取り合い、「チャレンジとして、ふたりでやってみよう」ということになったそうな。

「まず、カヴァーでお互いができそうなものを一緒にアレンジしていったんですけど、それがすごく自然で」(ふーちん)

「うん、自然だったね。そのときはまだ、ふーちんが鍵盤ハーモニカもできるってことを知らなかったんだけど」(ギデオン)

「あ、私も知らなかったよ(笑)。だって、ギデオンさんに言われたことで思いついて、それから練習したんだから。“できるできる!”って簡単に言っちゃったけど、ドラムを叩きながら吹くのって意外とたいへんなんだなって、やってみて気がついた」(ふーちん)

 ここで改めて書いておくと、ギデオン・ジュークスは東京に住んで今年(2017年)が10年目となるイギリス人チューバ奏者。クラシックからフリー・ジャズ、舞台やミュージカルでの演奏からJ-ポップ系アーティストのサポートまでと幅広く動き、2005~2007年に4回〜5回シガー・ロスのワールド・ツアーにも参加。これまでセツブン・ビーン・ユニット、渋さ知らズオーケストラ、シカラムータ~ジンタらムータといったバンドのメンバーとしても活動してきた彼は、作曲も手掛け、世界各国の伝統音楽~民族音楽についての知識も非常に豊富な広角型ミュージシャンだ。「いろんなことをしてきたけど、ふーちんギドは本当にクリエイティブで、ふたりだけでいろんな楽器を頑張る。すごく自由で楽しい!」。

 一方、ふーちんは、チャラン・ポ・ランタンとの活動(チャラン・ポ・ラタンと愉快なカンカンバルカン、チャラン・ポ・ランタン・マーチ)でよく知られるほか、リベラシエロのメンバーとしても活動しているドラマーだが、自分が主体となるバンドは、ふーちんギドが初めて。作曲を始め、ロゴ・イラストレーションを考えたり、バンド運営的なところも自身で行うようになったりしたことで、「一気に世界が広がりました」と言う。「ギデオンさんがもっているリズムの種類に私の知らなかったものがたくさんあって。それによって自分のリズムも広がったし、初めてやれることがいっぱいあるんです。しかも、ふたりでやれば絶対に合うってわかっているから、新しい挑戦が自然にできる。“今度はこんなリズムを使って曲を考えてみよう!”って楽しみながらやれるのがいいんです」。

 そんなふーちんの言葉を受けて、「まだまだ、ふたりでやれることがいっぱいあるね」とギデオンさん。ミニマルな編成にして、可能性は無限大なのだ。

 ふーちんギドの音楽の魅力を一言で書くなら、「え?  これとこれを合わせちゃうの?!」といった意外性の面白さだろう。そもそもチューバとドラムという成り立ちからしてそうだが、「いや、普通、それとそれの組み合わせはないっしょ?!」といったものが、ありになる。ありになるというか、むしろクセになる。バニラアイスに醤油。ようかんにバター。試してみたら、おやまあ、意外とイケるじゃん。ってか、やめられんな。そういう感じだ。

こんなリズムにあんなメロディ。その掛け合わせから生まれる、“ここにしかない音楽”。1曲のなかに、緊張と弛緩、丸みと尖がり、可愛さと毒気、軽妙さとヘヴィさが共存し、どっちの要素が多く顔を出すかは曲にもよるし、ふたりの加減でも変わってくる。そして「こんなの聴いたことない」ってな驚きがありながら、同時にどこか懐かしさもある。そういうふーちんギドの音楽は、例えばジャズとか民族音楽に耳が慣れてる音楽マニアを唸らせることもできるけど、何も知らない無邪気な子供を躍らせることもできるものだ。そこに理屈はなく、音楽に対して身構えない人ほど楽しくなれる。

ふたりは2016年6月に韓国で公演したり、モンゴルの野外フェスに出演したりもしたのだが、韓国の観客たちはリズムに反応して熱く激しく盛り上がり、モンゴルでは音楽を気に入った遊牧民たちが用意していたシートにふたりを呼び入れて家族のように接してくれたりもしたそうだ。「その場所その場所で、反応の仕方が全然違うのも面白いね」とギデオンさん。

 とっても開かれていて、自由さの感じられる、ふーちんギドの音楽。だけどもちろん、そこにはふたりなりの基準だったりルールだったりポリシーだったりがしっかりある。例えばこんなことだ。

「フリー・インプロとかもできるけど、ふーちんギドで僕はそれをやりたくない。ちゃんとバンドのサウンドをやりたい。で、曲はポップスみたいに大体3分くらい。エンディングもちゃんと作る」(ギデオン)

「1曲のなかのきちんと展開していく部分と遊びの部分のバランスの捉え方が、私とギデオンさんは一緒なんですよ。このぐらいはフィックスしておいて、このぐらいはユルくしておきたいという、その割合に対しての考え方が不思議と一緒で。そういうの、大事だなって思う。私はフリー・セッションとかも好きだけど、ダラダラ長いのはもともとあんまり好きじゃないんです。あと一番気をつけたいのは、小難しい音楽にはしないということ。どこの国の人でも、大人でも子供でも楽しめる音楽でありたい。そういうのを目指してますね。“なんか愉快だから”って思って観てくれる人が増えると嬉しい」(ふーちん)

(内本順一)

内本順一

エンタメ情報誌の編集者を経て、90年代半ばに音楽ライター・デビュー。一般誌や音楽ウェブサイトでレビュー、コラム、インタビュー記事を担当し、シンガー・ソングライター系を中心にライナーノーツも多数執筆(プリンス、ホセ・ジェイムズ、ノラ・ジョーンズ、アウスゲイル、プリシラ・アーンほか)。ブログ「怒るくらいなら泣いてやる」で連日のように音楽生活をレポート中。

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